表面意識と潜在意識の意味

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私たちは、表面意識と潜在意識の二つの心をもっています。

表面意識は自分でわかっている心の働きであり、単に金息識》と呼ばれているものです。

潜在意識のほうは、自分ではふだん気がつかない心のことで、《無意識》と呼ばれているものです。

 

この二つの心は、よく氷山にたとえられます。

これは、氷山の海面上に出ている部分が表面意識であり、水中に隠れている広大な部分が潜在意識に当たるというものです。

私たちは、何事も表面意識で考え、その意識にしたがって行動しているものとばかり思っていますが、実際には心の大部分を占める潜在意識が行動を大きく支配しているのです。

 

それは、習慣化された日常の行動を見ればよくわかります。

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●表面意識と潜在意識

 

たとえば、ふだん自転車に乗っている人は、ハンドルの取り方だとかペダルの踏み方などをいちいち意識したりするわけではありません。

潜在意識がバランス感覚を覚えていて、無意識のうちに体が動いてくれるのです。

また、初めてネクタイをする人は、うまく締められなくて四苦八苦したりしますが、毎日締めている人にとっては朝飯前のことなのです。

 

つまり、潜在意識が締め方を記憶していて、何も考えなくても自然に結ぶことができるわけです。

しかし、潜在意識が記憶しているものは、何も習慣化した行動ばかりではありません。

実は、潜在意識はありとあらゆる記憶の貯蔵庫なのです。

 

まず、自分が誕生してから現在に至るまでの体験はすべて記憶しているといえます。

表面意識のうえではすっかり忘れてしまっている子供のころの出来事でも、潜在意識ははっきりと覚えているのです。

それも単に出来事だけではなく、そのときのうれしかったり悲しかったりした感情もしっかりと覚えています。

 

また潜在意識は、私たちが周囲の人や物から受ける印象さえもことごとく記憶していくのです。

たとえば、あなたが誰かと喫茶屈で会ったとしましょう。

すると、そのときの相手の服装や持ち物はもちろんのこと、コーヒーカップの模様やテーブルの色、さらにウエートレスの顔とか雰囲気までも覚え込んでしまうのです。


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このように、潜在意識は記憶の万能選手であり、表面意識が見落としたことでも正確にキャッチして覚えていきます。

そして、今この瞬間にも、現在あなたが体験しつつあることを、刻一刻と記憶しているのです。

また、潜在意識はあなたの未来を見通す力ももっています。

 

未来は過去や現在の結果です。

潜在意識に記憶された過去や現在の情報は、大ざっぱながら未来の方向性を形成していきます。

それは、決して一つに絞られるものではなく、運命のように百パーセント決定されたものでもありません。

 

いくつかの選択肢をもったものなのです。そのいくつかの可能性が、潜在意識に情報として内蔵されているわけです。

潜在意識の働きは、大脳の内側にある古い皮質と呼ばれる部分が司っています。

この古い皮質は、そのすぐ下にある間脳に影響を与え、呼吸・体温調節・食欲・性欲などの私たちの生存本能の働きをコントロールしています。

 

つまり、潜在意識そのものが生存本能と密接に結びついているということがいえるでしょう。

潜在意識は、生命に関わるような危険を敏感に察知し、健康状態に関してもさまざまな情報を正確にキャッチしているのです。

こうしてみると潜在意識には、私たちの過去、現在、未来、さらに肉体に関することまで実に多くの情報が蓄えられていることがわかります。

 

その豊富な情報量一には、どんなに優秀なコンピュータでもかなうものではありません。

潜在意識は、無限の情報がインプットされた巨大な情報センター、記憶の宝箱なのです。

 

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