赤ちゃんの生後1カ月〜1歳の指しゃぶりの原因|骨折や腫れはある?

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指しゃぶりの原因

 

生まれたときから親指にタコのある赤ちゃんもいます。

子宮という自分だけの場所で、誰にも知られずに指をしゃぶっていたのです。

赤ちゃんには何かをしゃぶりたいという強い欲求があります。

 

ですから、いつも身近にある親指に夢中になるのはごく普通なことなのです。

親から与えられる癒めに加え、自分をなだめる力も、成長に欠かせないものです。

おしゃぶりの使用についても同じことを言えますが、指しゃぶりは大人が心配するほど害はありません。

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これは恐らく「うちの子は指なんかしゃぶって、愛情が足りないのかしら、何か不安なのかしら」といった、全くいわれのない取り越し苦労からきています。

幸せで、精神面のバランスのとれた子どもの多くが、最初の数年は、親指を口にくわえてかなりの時間を過ごしているものです。

2歳までの指しゃぶりで歯並びに問題が起こることは、めったにありません。

 

しかし、2〜3歳を過ぎてもまだひどい指しゃぶりの習慣が抜けないなら、上の歯並びに影響が出てしまうことがあります。

経験から言って、親指にいやな味のする絵の具を塗っても、指しゃぶりはだめとしかっても、手袋をはめても、ほとんど効きめがありません。

それにもし、指しゃぶりによって歯に悪影響が出る年齢の子どもなら、指しゃぶりが歯に悪いことも十分理解できているはずです。

 

夜通し指をしゃぶり続ける子は、心配なものです。

親指がわりに、抱っこできる大きなおもちゃ(例えば腕を巻きつけることのできる大きなテディベア、これなら親指をくわえることはできません)を与えましょう。

しばらくの間、夜中に何度か子どもをチェックし、親指をはずしてやりましょう。

 

日中の指しゃぶりをやめさせるには、いつも子どもが両手を使うように仕向け、口と親指がくっつきそうになったらすかさず、両手の親指を使う遊びに子どもの気持ちを持っていきます。

私は、診察室で子どもの口から親指をはずしたいと思ったときには、「片手で握手しよう」、それから「両手で握手しよう!」と誘うことにしています。

 

お子さんにガミガミ言うのはやめてください。

いつも口やかましく言っているとかえって気になり、ますます指をしゃぶることになってしまいます。

指しゃぶりをやめさせ、将来歯列矯正にかかる可能性を少しでも少なくしたいと思うなら、これから紹介する予防法を試してみてください。

 

指しゃぶりの割合を下げるための研究をしましたが、効果を期待できるのはただひとつでした。

これは、指しゃぶりを習慣にしている子50人と、そうでない子50人を比較した研究の結果です。

指しゃぶりをする子には、何か性格上の特性があるのでしょうか?


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指しゃぶりする子は、母乳より哺乳びんで育った傾向があると、研究者は明らかにしています。

親指と仲よしの子は、飲みたいときに母乳が与えられるのではなく、あらかじめ決められたスケジュールに従って授乳されている子に多く見られました。

指しゃぶりする子の96パーセントが、寝つくときに1人にされていました。

 

指しゃぶりしない子には違った特徴がありました。

卒乳の時期が遅い子ほど、指をしゃぶることが少ないのです。

指しゃぶりをしない子どもたちは、おっぱい(たいていは母乳)を飲みながら寝つき、眠るときに1人にされることはありません。

 

研究者たちは、睡眠時には退行現象が見られると言う仮説を立てています。

眠っている間に、子どもは子宮内で楽しんでいた感覚を呼び戻し、その中で行っていた楽しく、落ち着く行為ーー指しゃぶりや手をなめたりするような行

為ーーにあと戻りするのではないか、ということです。

 

子どもが眠りにつくときに母乳を与えられれば、何かをしゃぶりたい欲求は満たされ、眠るときに指をしゃぶるという行為は起こらない、というのが研究者の見解です。

この見解は私たちのものとも一致します。早い時期に満たされた欲求は消滅するのに対し、満たされることのなかった欲求は消えずに、時には望ましくない癖となって何度も現れる、ということです。

 

私たちの経験から言って、眠るときに母乳を与えられ、夜間も自由におっぱいを飲み、時期が来るまで離乳されなかった赤ちゃんが、指しゃぶりの常習者になることは非常に少ないのです。なんとも自然な安上がりで、無理のない方法ではありませんか!

 

 

おしゃぶりを与えますか?

 

どんな年代にも付き物の小道具がありますが、この小さな道具ほど繰り返論争されてきたものはありません。

おしゃぶりが大好きな子もいます。

おばあちゃんたちは好んで使いたがり、親たちはどちらとも決め難く、心理学者はこの話題は避けようと思っているようです。

 

赤ちゃんは何かに吸いつくことが好きで、そのことで安心感を得るものです。

そして中には、ほかの子よりもその必要性がずっと大きい赤ちゃんもいるのです。

子宮内ですでに親指をしゃぶっている赤ちゃんもいます。

 

抱いてやることと授乳することの次に、何かをしゃぶらせることが赤ちゃんの気持ちを落ち着かせるということは、昔から知られています。

未熟児におしゃぶりを与えると、成長がよくなるとも言われています。

このシリコーン製の「赤ちゃんご機嫌製造器」には確かに効き目があるのですが、使いすぎる可能性もあるのです。

 

病院の新生児室をのぞいてみましょう。

プラスチックの箱に入れられた赤ちゃんたちが、みな口におしゃぶりをくわえて、満足そうに眠っています。

でもこの光景はどこかおかしいのです。

 

赤ちゃんの口には、お母さんのおっぱいがあるべきなのですから。

 

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