赤ちゃんの発熱原因と冷やす方法|離乳食やお風呂はどうすれば?

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 月齢が低い子の発熱はとにかく早めに受診を

 

子どもが急に熱を出したら、急いで病院に行かなくてはならないのでしょうか?

それは、その子の年齢(月齢)によってかなり違います。

たとえば、生後一ヶ月までの発熱は、一見元気そうであっても、それ自体が緊急事態です。

 

生後4~5か月を過ぎると、ただ発熱だけで他に症状がなければ、すぐにあわてる必要はありません。

年齢による対応のしかたの目安は、下記のような具合です。

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・38℃以上の発熱があったら

生後0~1か月

一見元気で食欲があると思っても、とにかく早めに受診する

 

生後2~3か月

ミルクの飲みもよく、機嫌もよければあわてることはないが、24時間以内に受診する

 

生後4~5か月

ミルクの飲みもまあまあで、機嫌もそれほど悪くなければ、夜間にあわてることはないが、まだあまり熱を出す月齢ではないので、翌日には受診を

 

生後6か月

食欲や機嫌がまあまあであれば、夜間や休日(連休を除く)にあわてて受診することはないが、翌日以降にでも小児科へ

 

 

熱の高さより大切なのが機嫌と食欲

 

熱が出たから、そのために脳がやられてしまうということはまずありません。

でも、そういう話はよく聞きますね。

それは、脳炎を起こすような病気であって、そのため高熱が出ただけであり、熱があるから脳炎になったわけではないのです。

 

だからといって、熱が出ても放っておけばよいというような乱暴なことを言っているのではありません。

ただ、熱の高さだけにとらわれて、大切なことを見落としてほしくないのです。

何が大切かって?それは機嫌と食欲(とくに水分)です。

 

熱があっても抱っこしてあげれば結構笑ってくれるから機嫌もそれほど悪くない。

ミルクの飲みもまあまあかな?

あるいはミルクの飲みは少しよくないけれど水分はちゃんと欲しがるし、おしっこもちゃんと出ているというくらいなら、とくに生後4か月を過ぎれば緊急ということはあまりないものです。

 

熱が何℃あるかということよりももっと大切なのが、期限はどうか、水分はちゃんととれているかということなのです。

症状が熱だけの赤ちゃんは、耳の中やおしっこも調べたい

小さな赤ちゃんを診察して、のどは赤くもないし胸の音も大丈夫、でも熱が高い・・・突発性発疹かな?

 

でもそれにしてはちょっと不機嫌かな?

というようなとき、小児科医はたいてい耳の中をのぞきます。

耳は耳鼻科の病気でしょ?と思われるかもしれませんが、小児科医が耳をのぞくのは当たり前。

 

中耳炎を見落とさないように気をつけているんです。

中耳炎は、子どもの発熱の原因としてはかなり多いものです。

もちろん、必要に応じて耳鼻科のほうにもご紹介します。


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それでは、耳も大丈夫となると、あとは何が問題になるでしょう。

じつは尿(おしっこ)を調べみるとわかることがあるんです。

小さい赤ちゃんの意外に多い熱の原因は腎盂腎炎(じんうじんえん)(肝臓の細菌感染症)なのです。

 

ですからのども赤くないし、聴診してもわからないのは当然です。

検尿さえできればすぐにわかるのですが、「赤ちゃんってどうやって尿をとるの?」と思う方が多いでしょう。

これには採尿バッグというものがあって、小児科のクリニックにはまず置いてあるはずです。

 

販売しているところもあるので、とったおしっこを持って来院する方も珍しくありません。

熱が出たときは薄着がいいのか厚着がいいのか

熱の出始めは、たいてい続々しますね。

 

鳥肌がたったりします。

これは、体が寒いと感じているからです。

こういう時期は、布団をかけて温かくしてあげるのはよいことだと思います。

 

子どももひとりで布団にくるまったりします。

しかし、熱がひとしきり高くなると、今度は体が熱いと感じて、汗をかいたりします。

こういうときは、むしろ布団は少なめにしてタオルケットくらいにし、衣服も厚着は避けます。

 

子どものほうも布団をかけてもけとばしてしまいます。

このように、そのときどきで判断していかなくてはなりませんが、だからといってこれもあまりかたく考える必要はありません。

要は、子どもが快適そうにしているかどうかを目安にしていけばよいのです。

 

アイスノン、氷枕、熱さまシートなどは使ったほうがいいの?

子どもがそれで気持ちよさそうにする。

あるいはとても気に入っているのならば、使ってよいと思いますが、いやがるのであればやめましょう。

 

これらは体にくっついている面積が小さく、使ったからといって目に見えて熱が下がるというものではありません。

 

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おしぼりで体をふいてあげるのもひとつの方法

 

でも、かなりの高熱でフーフーいっているとき。

解熱剤はもちろん使ってもいいのですが、ぬるま湯をしぼったおしぼりで体をふいてあげ、気化熱を利用して熱を放散させるという方法があります。

これは体にも負担が少なくておすすめの方法です。

 

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子どものどんな様子に注意したらいいの?

 

さて、「熱よりも大事な機嫌と食欲」の話をしました。

熱が高いから重症ということもなく。

たとえば軽い扁桃炎でも39~40℃とかなり高熱が出ますが。

 

そういうときは子どもは意外と元気で、熱でかなりほてった顔になり、食欲もやや落ちてしまい、クターっとしてしまいますが、

結構水分がとれ、おしっこも出ています。

実は皆さんにみていただきたいのはこういう情報なんです。

 

つまり、受診の目安であり、診断のヒントです。

熱が出たということだけで来院されても、ちょっと早すぎるかもしれません。

熱の数字だけに目を奪われず、診断のヒントをいろいろと集めていただければと思います。

 

くり返しになりますが、乳児期早期は熱が出ただけで急ぐ必要があるので、これは例外です。


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